下鴨神社 蹴鞠
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・京都 下鴨神社 蹴鞠初め 蹴鞠保存会 けまり
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終了時
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・住所 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
・日時 進行 例年 1月4日  下鴨神社 蹴鞠初め
蹴鞠保存会(しゅうぎくほぞんかい)による蹴鞠奉納
13:30〜14:00 蹴鞠初め 本殿の儀 (本殿の御神前)
下鴨神社の新木宮司以下神職と蹴鞠保存会久世会長
以下鞠人が社務所前を出発、まず本殿で奉告祭を行う
14:00〜15:00 蹴鞠初めの儀 (神服殿東庭の鞠庭)
鞠庭に移動し、まず解鞠の儀(ときまりのぎ)にて
神前から下げた松枝にはさんだ鞠を解く儀を行う
その後、一座8名で円陣を組み蹴鞠の実演奉納が行われる
通常二座目、三座目と鞠人が入れ替わり行われる
・アクセス JR「京都駅」から市バス4系統もしくは205系統に乗車し
「下鴨神社前」もしくは「糺ノ森前」で下車 徒歩1分
・情報 毎年新春1月4日、下鴨神社にて蹴鞠初めが執り行われる。サッカーのルーツともなった平安貴族の遊びを現在に伝える伝統行事として知られている。この優雅で華やかな蹴鞠はじめは京都のお正月にふさわしく、とても人気がある。
鞠人は地元京都の蹴鞠保存会しゅうぎくほぞんかい)のみなさん。烏帽子に袴姿の平安装束を身にまとっての蹴鞠が奉納される。この保存会の皆さんは、週末に集まって蹴鞠の練習をしているとのこと。
鞠庭(まりば)に円陣が組まれ、鹿の皮でつくられた鞠右足のみを使って蹴り上げる。「アリ」「ヤア」「オウ」という掛け声が鞠庭に響き渡り、高プレーには観客から大きな歓声が沸く。相手に受けやすいように蹴るのが上手とされている。
お正月休み中でもあるので、たくさんの観客が詰め掛ける。また観光ツアーに申し込んだ人だけの観覧席も設けられている。雨天の場合は、橋殿において奉納される。
・歴史 蹴鞠けまり)は飛鳥時代に大陸から伝わった。歴史上においては「日本書紀」に記されている皇極3年(644)奈良・法興寺で行われた蹴鞠が初めてとされている。
それ以来、貴族たちのスポーツとして平安時代に広く普及した。平安時代末期に生きた藤原成通(なりみち)は蹴鞠の名人としての逸話が多く語り継がれている。特に蹴鞠の上手な人を上足(じょうそく)あるいは名足(めいそく)と呼んでいた。
・付属情報 「 祭場 」
一辺が15mほどの正方形で、四隅に青竹が立てられる。舞殿と神服殿の間の庭に設けられる。鞠庭鞠場と呼ばれる。
「 鞠 」
鹿の皮でつくられている。 皮二枚を縫い合わせ丸くしている。卵形で直径20センチ、重さ150グラム。
「 鞠人 」
まりびと。蹴鞠をする人。鞠足(まりあし)とも呼ぶ。
「 鞠装束 」
頭の方から「烏帽子」「鞠水干」「鞠袴」「鞠靴」、そして手には鞠扇を持つ。それぞれ色が違いカラフルである。
「 枝鞠 」
御神前に奉納される時に用いられ、下鴨神社においては新春を言祝ぎ松の枝を用いている。
「 解き鞠の儀 」
鞠庭に入った後、鞠を袖で覆い枝から外す。この作法は、最も技能が優れた鞠人が行う。
「 奉仕者 」
蹴鞠保存会の久世会長以下20余名が奉仕。同会は、明治36年(1903)に発足。明治天皇の伝統文化を伝えるようにとの思し召しで創立される。

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